ボジョレーヌーヴォー

生真面目なでも荒削りなるビオディナミボジョレーヌーヴォー君のごとしも


  ここ一月非常に忙しく、なかなかアウトプット出来ないでいる。句の切れ端が溜まる一方である。ボジョレー解禁日飲み会の歌も、今日になってようやく落ちてきた。
  ボジョレーはかつてほどのお祭り騒ぎはなく、下火気味とのことである。いろいろ要因はあると思うが、最近のボジョレーはちょっと美味しくなりすぎの気がして、それも一因ではと思う。ヌーヴォーの魅力はフレッシュさと、伸びしろを感じさせる荒削りさ。美味しすぎるヌーヴォーは安旨ワインと変わらなくてつまらない。「まずいヌーヴォーが飲みたいんですよね〜」と言ったときの酒屋の主人の困惑顔を思うと、このようなことを言う客は少ないのかも知れないが。
  ビオディナミは、有機農法栽培葡萄のワインのこと。