2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

菩提樹

伝えずに終わるのだろうシナ匂ふ i should never talk you about my heart limes send forth fragarance 菩提樹の仲間のシナノキの花が咲いている。伽藍のような樹下は、甘く爽やかな夏の花の香りに満ち、蜜を求めて蜂などの虫がたくさん集まっている。一つ…

君のまなざしの先に月 風吹く winds blow toward the moon you look at ポプラの木立は少しの風でもさらさらと音を立てる。夕方、まだ明るい時刻に、梢の先に月が現れた。昼の月はコンデジでも海を映り込ませて撮ることが出来た。

木苺

木苺のいろにゆびさきを染めゐつ staining deep red my fingertip with juice of raspberries とりどりの木立ベリー達。と、トンボ。

夏茱萸

夏茱萸を甘噛みにせり君おもふ thinking of you biting a goumi softly 夏全開。木立ベリー類の季節。

砂嵐

今日君がいなくてよかった砂嵐 − sandstorm I am glad you are not here now ここのところ晴天つづき。この嵐は天気のことではないけれど。

火星へ行こう

巷は選挙の話題だが、火星俳句の投票も開催中。なんと12,000を超えるエントリーがあったとのこと。 私の句はこちら。良ければ御一票を(左端の+1 voteボタンをクリック)。http://lasp.colorado.edu/maven/goingtomars/entry/?24840 いつも書いている「日本…

レンブラント生誕日

影に沈む己を見たり熱帯夜 a sulty night- i found myself in the depth of dark mirror googleのタイトルロゴにレンブラントの肖像、今日は生誕日とのこと。俳句で忌日は取り上げられるのに生誕日は全く無視なのは何故だろう。そういえば先日6月15日の小林…

茜空

雀蛾よゆけ茜空埋め尽くせ fly away, hawk mosses fill the capacity of the sundown red sky 天気の良い連休。スカッと気持ちよい空と裏腹に、黒〜い気持ちになることも。

書を読む

涼しげに書を読むをとこ良かりけり たおやかに書を読むをんな良かりけり 所用で東京へ。酷暑!暑かったな〜 乗ろうとした地下鉄で、近くに並んでいる人が一人残らずうつむいてスマホをいじっている。ちょっと異様な光景だった。ええいどうせ自分はガラケーだ…

水たまりの空踏み潰す次々と crushing skies reflect on surface of puddles one after another 今日は晴天で暑くなった。夏雲が湧く夏の空。昨日のねこ様の夏空の句に痺れる。http://sea.ap.teacup.com/masakonn/676.html

ボイジャー

旅人がゆく末端衝撃波面のさざ波a voyager is going on ripples on the surfice of termination shock 通信機もはや静けさばかりなり the data communications equipment make reports no longer exept silence WIREDにボイジャーのニュース。ボイジャーは私…