2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧
はくちょう座のあたり霧笛は今も響く around Cygnus foghorns are still echoing 今日も風が強い。
ゆらぎの下で今日のゆらぎは大きかり a life under the turbulence today's swaying is further large 嵐のような強風。木が大波に揉まれる海草のよう。
闇を割るタイタニックの軋むごと jarring like Titanic dividing the darkness 夜遅くの地下鉄はシュールな雰囲気がある。乗客も少なくて、皆押し黙って乗っている。昼には耳にとまらない重低音の軋みも、サスペンス映画のBGMのように響いてくる。
私が占める私の体積のなかの私 the volume of mine that I'm occupying certatainly, it is me まどみちおさんの詩集「いわずにおれない」を買った。まどみちおさんは「ぞうさんぞうさんおはながながいのね」の歌で知られる作詞家であり詩人である。ひとつ、…
凶悪なる百万のハートハートハート a million of terrrible hearts, hearts and hearts ティム・バートンの「アリス・イン・ワンダーランド」を3Dで観てきた。シュールでカリカチュアライズされた原作のキャラクターが、ジョニー・デップの演技により良くも…
脳内に半角小文字はちきれる my brain is filled with normal-width types that seems to burst 仕事で丸二日英文を書くのに取り組んでぐったり、目を閉じるとアルファベットがチラチラする。疲れた。緩急ついた漢字まじりの日本語はつくづく視覚的に見やす…
散りやまぬ花の下から出なければ I have to go out from under the cherry blossom that doesn't stop falling 桜の木の下には死体が、という設定の文学のせいか、桜というとどうしても血なまぐさい連想になってしまう。私の知っている中で一番鳥肌が立つの…
いくつもの宇宙の芽吹き春なれば many of universe are begin to bud with spring already 京都では桜の盆栽をたくさん見た。梅はよく見かけるが、桜も美しい。桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿というが、梅より桜の方が盆栽は難しかろう。 愛するブランドKAPITALの…
春暁やマコンド殺しの夢覚める the daybreak of spring I awoke from the nightmare of the murder of Macondo この時期いつも眠くて眠くて、変な夢ばかり。迷彩を着てバズーカを持った若い女、マコンドという名の戦士、ボクサー犬数頭と迷路の中で殺しあい…
迷宮京都方違えして戻られず labyrinth on Kyoto city I have hesitated cause for magic that changes the direction 京都の不思議。いつか解明しに戻れるだろうか。
花の下斬首がありし苔の庭 under the cherry blossom there were a decapitation in the garden of the moss 迷宮京都の庭園にて。首級のような椿が美しい苔庭。
曲がっても曲がっても桜の腕京の辻 even if even bending on the street or bending same a cherry tree had expanded the arm at night of Kyoto 先週末は京都へ。夜、俳句の先輩HATANOさんにお会いして、京都の夜桜を案内いただいた。五部咲きほどだがその…