2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

一心に瓜食むゆふべ夏来る biting a melon eagerly in evening summer has come 今日は暑かった。夏、ようやく夏。 アジウリのことを日記に書いたら食べたくなって買ってきた。一つ五百円ほど。千円以上する赤肉青肉メロンよりよほど安いが、味は負けない。…

メロン

解き放ちたいものがありメロン切る i cut a melon wishing release something 瓜が好きだ。胡瓜も西瓜も好き。メロンも好き。甘い高級メロンももちろん美味しいが、ホームランメロンなどの瓜っぽい方が本当は好きだ。昔懐かしいプリンスメロンもときどき食べ…

シジミチョウ

体中から飛び立ってゆく蜆蝶 hundreds of Lycaenidae are flying away from all over my body 最近気になるポエットの一人、八田木枯の句集「鏡騒」を入手。タイトル句をはじめとして、蝶が繰り返し現れる。 蝶を飼ふ人差指はつかはずに 蝶荒び空は沸騰しつ…

霧雨

霧雨は影のない記憶のごとく it drizzle like recollections without shadow 今日は、一日霧雨、外仕事は少々難儀だった。雨雲レーダーには影一つない。レーダーに現れないと予想できないので困る。

アカシア

月面にあをきアカシアの風が吹き the wind blow on the moon's surface frageant with green acacia アカシア満開。街中が、みずみずしく爽やかないい香り。こんなに素晴らしい香りなのに、あまり話題にならないのは、花が地味だからだろうか。初夏らしい、…

驟雨

思慕不意に驟雨のごとく降るごとく loves come back to me suddenly like a rainshower 先週後半から天気が不安定。2キロほど離れた場所で降っていても、今立っている場所では降っていないことがある。

夏の野

夏の野は花に満ち君だけゐない the summer field is filled with flowers without you とりあえず超多忙シーズン終了。今日は近所を散策。夏の花が咲き乱れている。いつの間にか季節は夏である。

飛行機雲

空を裂く飛行機雲の解れゆく a jet stream cuts the sky then its tale are getting loose 千歳が程近いので、飛行機がよく上空を通る。ピーカンの日には飛行機雲が爽やか。 今日は久しぶりの恵みの雨!朝早くはピーカンだったが、すぐ曇りになり、ぱらぱら…

葉切蟻

高すぎる空わたくしと葉切蟻 the sky are too high for us a leafcutter ant and me 「ハキリアリ」読了。これは面白かった。蟻やシロアリなどの社会性昆虫はすべからく驚異的だが、わけても熱帯生息のハキリアリは極めつけである。樹木の葉を「収穫」して堆…

夢の下層に現れゐたるあの街の名 the name of the city appeared in the depth of dream 流石に肉体的疲労が蓄積して、爆睡の一日。ピーカンの好天なのに外出もまとまった家事もせず、というのは後ろめたいのだが、疲れからくる耳鳴りもひどいし、休息の必要…