2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

野蛮人

野蛮なる雪月花の三姉妹 all of three sisters Snowwhite, Luna and Flora are so violent 先日美容院で読んだ雑誌に、ある書評本を紹介している記事があり、面白そうだった。後で買ってみようと思ったが、ヘアカットの最中とてメモも取れない。その時はタイ…

沈丁花

沈丁花別れの春に匂い立つ daphne blossoms give off fragrance of sorrow in the season of parting 3月下旬の一時、身に纏う香りを、和の香水ブランドFLORAL 4SEASONSの「jinchoge」に変える。故郷では早春を告げる香りだが、北海道にはない花なので、香り…

吹雪

呼び寄せてしまった嵐吹き止まぬ snowstorm i've drawn here doesn't stop blowing 昨夜は真冬並の寒気が上空に来て、一晩中吹雪いた。なごり雪なんてかわいいものではない、真冬に戻ったかのような吹雪であった。

マタドール

頭を揚げよマタドール恋潰えても keep your head up! Matador even if the love has gone 凹んでいる時はあざといくらい“アガる”曲をカーステでガンガンかける。リップスライムや、ドラマ「SP」のサウンドトラックなどが最適。「SP]のテーマ曲はスペイ…

なごり雪 弐

なごり雪に背中を押されてをりぬ春 spring wind containing snowflakes the last remains of winter is pushing my back 日に日に春の気配。だがまだ寒い。

なごり雪

立ち止まりまた歩き出すなごり雪 i stop, then start to walk again in the snowfall last remains of winter 今日は晴れたり吹雪いたり。冬と春との鬩ぎあいの一日。

弥生月 弐

弥生月ひと恋ひをれば水匂ふ feeling moist in the air when think of you under the moon of March 所要で関東へとんぼ帰りで行ってきた。小春日和を期待して行ったのに寒かった。ダウンにマフラーの北海道スタイルで正解。 北海道に帰ってくると、暖かさを…

鎮魂歌

千年を漁る人の大きな手 千の名を問えば千の答えくる 光りつつ綿毛つぎつぎ地に芽吹く 海凪げば家族同胞らの斉唱 遠かれど確かなる暁の光 鎮魂歌ひと息ごとに蝶になる 桜草かけがえのないひとの手に 父祖の地や夏の日に蝶かえりくる 昨年作った鎮魂歌に、少…

東日本震災忌

3月11日午後2時46分を刻む 今年も 先ほど、この時刻が報じられた。もう一年経ってしまったのだ。実家が、東北より軽いながら被災し、ライフライン復旧までのひと月ほどの間だいぶ心配したことが思い出される。去年の日記を見ると、水道や宅配は二週間で復旧…

牡丹雪

牡丹雪 女おろかもののまわりに snow is falling in large flakes around a stupid woman like petals of peony 春が近づくにつれて、雪の粒も大きくなってくる。降る量も少ない。

ざらめ雪

ざらめ雪 女おろかものが踏みゆく a stupid woman walking on the granular snow road iced like a lump of sugar ここ数日気温が上がって、急速に雪が解けてきている。雪がざらめになり、歩きにくい。

弥生月

弥生月乱れたる我もてあます losing control of myself, too much of a handle for me under the moon of March

閏日

閏日を惜しみてをれば水のおと laming passage of the leap day sounds of waterdrops are heard 本当は昨日これが出来ていればタイミングよくアップできたのだが。今日はだいぶ暖かくなり、積もった雪もだいぶ縮んできた。日中はぽたぽたと屋根の雪が解ける…