2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧
林檎という林檎鳴り出す馬追山 the apple of apple begin to ring in the Mt.Maoi 近所の馬追山にはりんご園があり、休日はりんご狩りや直売を求める人々でにぎわう。林檎がたくさん成っているところを見ることが出来る。 吟遊44号が届いた。投稿の一句であ…
暮れてゆく秋野に鏡みつからぬ in the wasteland where autumn is coming to an end the mirror is not found 週末はよい天気、道の駅に新米を買いに出かけた。道すがらが薄だらけ。 鎌倉佐弓さんのブログで紹介されている、「ドルスキニンカイ詩の秋2009」…
不協和音の残渣散り敷く彗星軌道 comet's orbit was covered with the debris of dissonant sound 見えたー、見えました、オリオン座流星群!今週はずっと雨がちの天気予報、今日も朝から暑い曇りであきらめていたが、夜になって奇跡的に快晴に。早速車で近…
雨雲のうえにもそそぐ流星雨 the meteor shower poured over the raincloud 今年の天体ショーは振られっぱなしだ。今オリオン座流星群が最大期、今年を逃すと70年後まで好条件にならないという。しかしながら今週は雨ばかりの北海道、先週は天気がよかったの…
心は小鳥 肋骨のかごの中 my heart is a little bird in the costal cage 十月は急速に日が短く、寒くなるように思えるが、年をとって時間が経つのが早く感じるからかもしれない。寒いので腰痛と肋骨痛にも悩まされる。
海の孤独山の孤独空の孤独 solitary in the sea, in the mountain and in the sky 「カムイ外伝」を観て来た。白戸三平のカムイ伝を読んだのはだいぶ昔のこと、どんな話だったか忘れてしまったので、今度また読んでみよう。映画そのものはとてもよかった。た…
音のする時計を忌みて秋くれば hating the clock that ticking whenever autumn comes 機械式の腕時計を買った。ゼンマイを巻いて動かす古いタイプの、父母の世代の時計である。この方式の時計はもはやアンティークの部類であり、ネットオークションなどでは…
中秋のシーラカンスの腑分けかな midautumn night- a dissection of Coelacanth シーラカンスが生きて泳いでいるところを見たい。剥製しか見たことない。
醜聞のひとつやふたつ紅葉山 one and 2 of scandals on the autumn tint mountain path 紅葉最盛までまだもう少し間があるが、快晴の空に色づきかけの楓が映える。
天空にたかく月球儀蹴り上げる kick'n up to heaven high a moon globe 寒い!10月に入ってからの日長と気温は急降下である。月は綺麗だけど。
雨の道蛙渡るを待ちにけり on the rainy road I waited until a frog crossed away 水田地帯なので、雨が降ると道に蛙や蟇がたくさんあふれ出てくる。ヨーロッパの田舎道で家畜の群れに進路を阻まれるシーンがあるが、それの蛙版。
明け方の別れの夢や散るごとく a dream of parting at the dawn as something scatters 今日は中秋の名月。雲ひとつなく、素晴らしい月が鑑賞できる。