レンブラント生誕日

影に沈む己を見たり熱帯夜


a sulty night-
i found myself
in the depth of dark mirror


  googleのタイトルロゴにレンブラントの肖像、今日は生誕日とのこと。俳句で忌日は取り上げられるのに生誕日は全く無視なのは何故だろう。そういえば先日6月15日の小林一茶の誕生日で、その時もgoogleのロゴに蛙のイラストが出たが、忌日のように俳句に詠み込むことはあまりされなかったようだ。誕生日を祝うキリスト教文化に対し、故人が対象の場合どちらかと言えば命日で忍ぶ仏教文化との違いだろうか。
  wikipediaに記載のレンブラントの生涯、まるで映画のような波乱の人生である。イケメンの芸術家で、裕福な有力者の娘と結婚してのし上がるが、妻の死で暗転、経済的に苦しくなり、愛人と泥沼のやりとりがあったりして、最後は貧しいまま亡くなる。場面を現代のNYあたりにうつして、新進気鋭の現代アーティストの物語にそっくり作ることが出来そうだ。