夜半よりひと雨きたる uda udada


  こんな句ができると、俳句っていいなあと思ってしまう。
  夜中頃、ぱらぱらと雨の音がして、あ、降ってきた、と思う。そういえば天気予報で降るって言ってたっけ。でも別にどうするわけでもなく、そのまま頬杖をついてテレビを見ていた。起きたことと言えば、ほんとうにたったこれだけなのである。