カルマン渦

カルマン渦 掌に銀河ひとすくい

  
  お香が好きでよく焚く。伽羅や松など、和や緑の香りを特に好んでいる。立ち上るお香の煙を見ているのがまた好きで、一本分尽きるまで眺めてしまっていたりする。カルマン渦は流体力学用語で、一定方向に流れるものが何かにぶつかるなどして出来る渦のこと。シダの葉が展開する様のような美しい渦である。