微分

されば君而して我を微分せよ


  数学の世界における無限の概念には、時にある種のロマンチシズムを感じる。高校で習った微分の接線とか、無限に近づくとか、そんな断片的な記憶を確認するため検索していたら、直訳すれば「私を微分して」という英語か何かの愛の告白の文句があるということが引っかかってきた(http://q.hatena.ne.jp/1147751678)。原語でどう書くのかはわからないが(Differentiate me?) 、きっと慣用句なのだろう。でももし理系の彼氏がいたら、何にも文章を付けずに微分方程式だけをカードに書いて贈ってみるというのはどうだろうか。