走っても走っても霧の渦

  
  この季節気温の日格差が大きく、日中は水分が蒸発し、夜気温が下がると濃い霧が発生する。特に川の近くは川霧があがるため、ひどいときは車で時速20キロほどしかスピードが出せないことがある。普段5分ほどで過ぎる道を15分もかかったりするので、今自分がどこを走っているのかわからなくなってくるのである。
  種田山頭火の「分け入っても分け入っても青い山」を本家取りさせてもらった。