供養

春雷や渦巻をもて供養とす


  かつて職場を共にしたひとの訃報があった。奥行きのある人生を彷彿とさせる人柄で、皆にも慕われていた。職場を離れてからのことだったので、消息にうとい私が知ったのは、亡くなってからひと月程経ってからだった。ご冥福をお祈りしたい。