梅園

alzira2010-05-08

梅園に振袖のまま今も居る


being in the garden of plum trees
now with it puts on
the single woman's dress


  吟遊投稿句。
  なんだかひたすら眠い。睡眠不足だからというだけではなく、バイオリズム的眠気である。夢見も激しく、ひたすら夢を見る。連続的ストーリー性のある夢である。今朝は、旅の夢。自転車で友人とおもむいて、管理人のおじさんに、単なる見学は受け入れないんだけどといわれながら侵入同然に入れてもらった葡萄酒醸造所(ワイナリーと書かないところに雰囲気を察していただきたい)。次に訪れたのは高波が名物の海岸の街。駅に降りたと同時にドカーンと数メートルはあろうかという高波。ええっとガイドブックをめくると、この高波が名物なんですよ〜と書かれていて、今さら後戻りできない雰囲気に。当然ずぶぬれになりながら逃げ惑うのであるが(スーツケースは何故か流されずしっかり手に握られている)、その高波の下になぜか古書店があって、一緒に波から逃げた観光客と、「こんなところで商っているなんて奇跡的な本屋ですね」と感心しあうことしきり。さぞすばらしい本が置いてあるのではと物色する。文庫本ばかりだが、貴重な本ばかりだった、と、思う。