スベリヒユ

alzira2006-07-25

すべりひゆ抜くきはの声聞けば死ぬ


  今日はスベリヒユがどっさり生えている畑で草取りをした。スベリヒユは雑草だが、写真のように真っ赤ななまめかしい茎を持っている。血管のような茎が放射状に生え、草姿はヒトデかなにかのようである。また、多肉植物なので、ただ半月鍬で掻いただけではすぐ枯れず、少しの雨で再び根付いてしまう。そのため、取ったら根を上にひっくり返しておくのである。そんな他の雑草には払わない注意が必要なことも動物っぽく、除草というより、大量発生した何かの生物を「駆除」している気になる。引っこ抜くとき叫び声をあげてそれを聞くと死ぬ、例の植物に少し近い。