雪の結晶 弐

雪の華みづのかたちのふしぎかな

　　前回夜撮影した雪の結晶の写真に反響があったので、昼にもっと綺麗に撮れないものかと試してみたが、かなり困難であることがわかった。まず、昼間の真っ白な雪の面ではデジカメがピントを合わせる対象を認識できないらしく、フォーカスエラーが出てしまう。また、いい大きさの雪が降ってきたと思っても、五分もすると細かい雪になったりして、大きな結晶が覆い隠されてしまう。太陽も出たり曇ったりで、なかなか思うような光になってくれない。これは昼休みの一時間弱の中では難しいわいと思い、断念とあいなった。大きいものは７〜８ミリもあり、繊細なレースの模様が観察できる最高の雪の結晶が降っていたのだが、残念である。
　　写真は黒いジャケットの袖で撮ったもの。このような暗色の背景を用意して、撮らなければならないようだ。