電子書籍

書をめくる銀河の隅に座り居て


I turned over the page
of a book
sitting on the edge of the galaxy


  母が少しく食料を送ってくれて、その箱の中に詰め物として入っていた朝日新聞電子書籍の特集が載っていた。最近話題になっているので私も興味がある。技術的には各方面充分揃っているが、日本では著作権などコンテンツ提供の方がまだ調整できていなくて普及が進んでいないということのようだ。だが、最初から一気にコンテンツがそろうわけはないので、最初はこんなのからスタートしたらどうかな。
  大きさは新書ノベルサイズくらい、ディスプレーは目の疲れないイーインク、白黒でもいい。電子辞書を横持ちにするような感じ。形的にはSONYのリーダーが近いかも。コンテンツは文庫、新書、週刊誌記事。通信式にすると新たに通信料の契約が必要なので、電子マネーカードのようにプリペイド・チャージ式にして、コンビニや書店やPC経由でコンテンツを買う。文庫・新書は新刊書から読めるようにすれば、当面文芸書の新刊が読めなくても、結構買う人がいるのでは?私なら欲しいと思う。機体が2万円くらいならきっと買う。リーダーもそのくらいの価格設定のようだが、中身はどうなるのだろう。ちょっと地味かもしれないが、iPadは持ち歩きには重いし、沢山の書物をコンパクトに携帯するメリットは小さくなる。また、通信料がかかると携帯と別に購入する人は限られるし、通信会社と契約している出版社しか読めないのも困る。案外、こんなのから始めてから可能性を拡大するのがいいと思う。ポメラ的発想という感じで。

追記、こんな記事が。非常に同感。
http://wiredvision.jp/news/201006/2010061121.html