SATC

地上の光すべての女は靴を探す


the city is glittering
all of woman
are looking for the shoes


  週末に「SEX AND THE CITY2」を観た。
  ご多分に漏れずはまったクチである。映画前のおさらいと言うわけではないが、DVDをつまみ借りして見かえした。このドラマは絶対に英語音声で見るべきだ。主演サラ・ジェエシカのハスキーでセクシーな声が耳に心地よいし、発音がとてもクリアで聞き取りやすい。それに、とても小粋で洒落た表現がたくさん出てきてくるのだ。英語の言葉遊びのような表現なので、吹き替えにすると味わえなくなってしまう。これを英語教材にしない手はないと思うのだが、まとまった本のようなものはないのが残念。シナリオを対訳つきで全話分出版を切望する。新書でシリーズ化したら売れると思うけどなあ。
  今回はDVDを一度日本語字幕で見てから英語字幕でもう一度、とやってみたのだが、英語字幕って台詞が100%表示されるわけではないのだ。だから、今喋っているのと字幕部分とを合ったり合わなかったりするので、見ていて疲れる。
SEX AND THE CITY 2 THE STORIES. THE FASHION. THE ADVENTURE. 

  追記
 そんな表現の中で、わからないのもある。例えば。ある夜、主人公キャリーが元彼ビッグの家を訪ねると、家財道具はほとんどなく引越し準備中であった。ビッグはNYでの事業をやめてカリフォルニアでワイナリー経営を始めるつもりだとキャリーに告げる。キャリーはダンディで都会的なビッグの意外な田舎嗜好に思わず、
Carrie: But...why?
Big:I'm tired of old New York.
Carrie:If you're tired,you take a "napa",you don't move to Napa.


このやりとりの最後の台詞、
「それなら、ナパよりパッと寝ればいい」が日本語字幕であるが、意味不明だ。ナパバレーのNapaに引っ掛けられているもうひとつの”napa”はどういう意味だろう。俗語だろうか。