手袋

手袋が轢かれてをりぬ細雪
a glove
has run over
under the faint snowfall


  先週の週末に、トルナトーレ監督の「鑑定士と顔のない依頼人」を観てきた。ディテイルが美しく凝った作品だ。終わり方が「えっ?」という感じで、小川洋子の小説のようであった。
鑑定士と顔のない依頼人

  プレヴューにも登場するが、主人公の家の棚に、手袋がずらっと並んでいる映像が出てくる。主人公が潔癖症で、年がら年中手袋を嵌めているという設定なのだ。
  私も手袋が大好きで、ホームセンターや作業着屋さんの手袋コーナーで平気で一時間過ごせてしまう。あ、もちろんデパートの手袋売り場も。

今日は、以前作ったこんな句の改作で。
http://d.hatena.ne.jp/alzira/searchdiary?word=%BC%EA%C2%DE