日が経つにつれ地震被害の大きさが明らかになってきている。実家周辺は地震被害のみだが、いまだ断水が続き、JRも不通である。食料などの日用品も不足中。一昨日電気が通じたときは、これで追っつけ水とその他のライフラインも、とほっとしたのだが、甘かったようだ。これは非常に広域に大きな被害が出ているということである。これがたとえばJRだけ、水道だけ、あるいは特定の地域だけの被害であれば、必要な人員と重機、資材を周辺地域から集めることができて短期間で復旧の見通しが立つことだろう。だが、周辺でもあちこちで障害が同時多発に起こっていて、人もみんな被災し、重機や資材も思うように集められないのではないか。
  両親は毎日給水所に長時間行列し、生活用品を売っている店を探して歩いているという。今のところご近所と助け合いもあって元気のようだが、長期化すると心配だ。一刻も早い復旧を願っている。せめて電車が通り行き来できるようになれば少し安心なのだが。普段は札幌から飛んでも4時間ほど、便の悪い近場より近いねなんて言っているのに、距離がまさに距離として遠く感じられる。何もできないのが本当につらい。