初日

あたらしきあかつきの緋雪を染む


the first sunrise of the year
shines and tinges
the snowyfield scarlet


  今年の年賀状用俳句にしようと思って没にしたもの。なぜかと言うと、添えるべき朝日に赤く染まった雪景色の写真の手持ちがなかったからである。緋は「あけ」と読み、「あ」音の連なりが新年らしいと気に入ってはいたのだが、致し方ない。下の写真も、年賀状用候補だったがやめたもの。アートな感じが気に入っている写真だが、「あの蛇口はどういう意味?」と特段意味はないのに何かの象徴のごとく思われても困るなと思った。結局、実際に出したのはやや無難めな句と写真になった。
  2012は、何となく赤色のイメージがするのは私だけだろうか。対して2011は銀色。201は共通なので下ひと桁の印象だが、それぞれ3:ピンク、4:緑、5:黒、6:茶、7:青、8:紫、9:黄、0:白。季節の色のような、そうでないような、何かで刷込まれたイメージだとは思うのだが。