2010-01-01から1年間の記事一覧

ブラウン管に浮かぶ電気苺ほのかなり an electric strawberry is floating in the dark cathode-ray tube 苺農家にお嫁に行った方が持ってきてくれた苺。この大きさ!これでも天候不良で例年より小さいという。とてもジューシーで甘かった。こうやって写真に…

宮崎産ズッキーニ

今日は俳句ではなく。 今回の口蹄疫はあまりにも深刻だ。報道からだけでも現場の状況は筆舌に尽くしがたいと思われ、その影響の大きさははかりしれない。それで、ごくささやかかもしれないが、スーパーで宮崎産の農産物を見つけたら応援の気持ちで積極的に買…

ラムネ

ふふふイチゴのラムネ含んだままキス smiling and kissing you with my mouth containing strawberry soda-drop 今日も既出の句を。http://d.hatena.ne.jp/alzira/20050826の、22215の当て字から出来た句をちょっとリメイク。元の句は「ラムネ」ではなく「ド…

たねまき

播き終えてそびら伸ばせば空は夏 now the sowing is finished the sky seems early summer's color when I streched my back 仕事の種まきが昨日終了、一年で一番忙しく、頭も体もフル回転の一週間が終わった。今日はもうヌケガラ状態で活動不能、午後三時過…

海岸

海岸に打ち上げられている記憶 the memory was washed up by the beach 海派か山派かといわれたら私は海派である。鉄道よりはフェリーが好き。特に灯台が好きで、祝日の「海の日」が出来たとき、記念に小樽の灯台に登ったのもいい思い出だ。昨年の沖縄で残波…

春壁

壁の中に誰か居たらし春の風 someone seem to have been inside this wall spring wind is blowing 吟遊投稿句。 さあーあーあーあーあむいっっ、寒いっ!とっても5月中旬とは思えない寒さ。桜も街灯の周りのような暖かいところしか咲いていない。 なにしろ…

梅園

梅園に振袖のまま今も居る being in the garden of plum trees now with it puts on the single woman's dress 吟遊投稿句。 なんだかひたすら眠い。睡眠不足だからというだけではなく、バイオリズム的眠気である。夢見も激しく、ひたすら夢を見る。連続的ス…

2010

2010宇宙への旅ハイボール DVDで「2010宇宙への旅」を観た。「2001」は観たが、「2010」は初めて。モノリスってこういうことだったの?! 2010宇宙への旅缶ビール、もいいが、映画に登場したバーボンソーダも気分である。それにしてもヘレン・ミレンが若い!…

骨音

骨音や梅園なれば聞こえけり it hears of the sound that the bone rings only in the garden of plum trees 吟遊46号投稿句。 ようやく春めいてきた、というか、連休はじめの1日はまだ夜はダウン着てコンビニに行っていたのに、今日はGジャンでも暑い。お…

ラグランジェ点

ラグランジェ3にて眠り続けている蛹 at Lagrangian point 3 a chrysalis is still kept sleeping 2010でもあるし、連休ドクショ・DVDはSF再履修といこう。「2010」「歌う船」「鉄腕アトム」「攻殻機動隊」「カウボーイビバップ」「ガンダム」「PLANETES」。

霧笛

はくちょう座のあたり霧笛は今も響く around Cygnus foghorns are still echoing 今日も風が強い。

ゆらぎ

ゆらぎの下で今日のゆらぎは大きかり a life under the turbulence today's swaying is further large 嵐のような強風。木が大波に揉まれる海草のよう。

軋む

闇を割るタイタニックの軋むごと jarring like Titanic dividing the darkness 夜遅くの地下鉄はシュールな雰囲気がある。乗客も少なくて、皆押し黙って乗っている。昼には耳にとまらない重低音の軋みも、サスペンス映画のBGMのように響いてくる。

私が占める私の体積のなかの私 the volume of mine that I'm occupying certatainly, it is me まどみちおさんの詩集「いわずにおれない」を買った。まどみちおさんは「ぞうさんぞうさんおはながながいのね」の歌で知られる作詞家であり詩人である。ひとつ、…

ハート

凶悪なる百万のハートハートハート a million of terrrible hearts, hearts and hearts ティム・バートンの「アリス・イン・ワンダーランド」を3Dで観てきた。シュールでカリカチュアライズされた原作のキャラクターが、ジョニー・デップの演技により良くも…

半角

脳内に半角小文字はちきれる my brain is filled with normal-width types that seems to burst 仕事で丸二日英文を書くのに取り組んでぐったり、目を閉じるとアルファベットがチラチラする。疲れた。緩急ついた漢字まじりの日本語はつくづく視覚的に見やす…

散りやまぬ花の下から出なければ I have to go out from under the cherry blossom that doesn't stop falling 桜の木の下には死体が、という設定の文学のせいか、桜というとどうしても血なまぐさい連想になってしまう。私の知っている中で一番鳥肌が立つの…

宇宙

いくつもの宇宙の芽吹き春なれば many of universe are begin to bud with spring already 京都では桜の盆栽をたくさん見た。梅はよく見かけるが、桜も美しい。桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿というが、梅より桜の方が盆栽は難しかろう。 愛するブランドKAPITALの…

春暁やマコンド殺しの夢覚める the daybreak of spring I awoke from the nightmare of the murder of Macondo この時期いつも眠くて眠くて、変な夢ばかり。迷彩を着てバズーカを持った若い女、マコンドという名の戦士、ボクサー犬数頭と迷路の中で殺しあい…

迷宮

迷宮京都方違えして戻られず labyrinth on Kyoto city I have hesitated cause for magic that changes the direction 京都の不思議。いつか解明しに戻れるだろうか。

花の下斬首がありし苔の庭 under the cherry blossom there were a decapitation in the garden of the moss 迷宮京都の庭園にて。首級のような椿が美しい苔庭。

京都の夜桜

曲がっても曲がっても桜の腕京の辻 even if even bending on the street or bending same a cherry tree had expanded the arm at night of Kyoto 先週末は京都へ。夜、俳句の先輩HATANOさんにお会いして、京都の夜桜を案内いただいた。五部咲きほどだがその…

鳥と象

鳥から象への遺言 波間を滑る the will from a canary to the elephant has advanced to slide down among the waves 「香菜里屋」が閉店して、寂しい思いをしていたら、北森鴻が亡くなったことを、今日知った。ショックだ。ファンだったのに。山口を舞台に…

渡り鳥

渡り鳥朔日春の気流が動き出す today is the first day of birds migration the spring air begin to move 19日に、今年初めての渡り鳥を見た。渡り鳥は、北海道の長い冬に春の訪れを告げるもの。白鳥や鴨が北へ旅立っていく。

春風

窓全開に春の嵐よ入り来よ I opened the window to its full width Now, spring storm, come in! 年度末の各種で忙殺、10日もアップをサボってしまった。 週末から昨日まで東京。東京はすっかり春、札幌基準で着ていったジャケットでは少々暑かった。終わり…

ウーロン茶

ウーロン茶たぷんたぷんと三拍子 woolong tea shake in the bottle by the rhythm of triple time 飲料シリーズというわけではないけれど。 ダン・ブラウンの新刊「ロスト・シンボル」読了。感想は、うーん・・・。 知的な美女を伴い暗号を解きながら次のポイ…

宇宙

2010年宇宙への旅缶ビール 2010 : Odyssey Two with canned beers かなり無理やりな英語訳。本屋では、いよいよ2010年ですよ、という感じで、アーサー・C・クラークの件の書が平積みになっている。 缶詰め飲料って、結構未来的デザインだと思う。

カフェラッテ

ひなまつりゆるゆるすするカフェラッテ at the Doll's Festival for girls cafe latte is calmly drunk 「ゆるゆる」の英訳が難しい。これでいいんだろうか。もう三月なんだなあ。 子供の頃、母が木目込み人形キットでお雛様を作ってくれた。私と妹に一組ず…

宙に放たれる鳥のかたちの息のおと a sound of breath that a bird's shape is setting loose to the air DVDで「愛を読むひと」を観た。 素晴らしかった。すぐに原作本「朗読者」も買って読んだ。法律家として、人間の「罪」と「罰」が白と黒に簡単に塗り分…

編み物

部屋にこもりていくつもいくつも虹を産む I shutted mymself up in this room and gave birth to many and many rainbows ここのところ編み物にはまっている。というか溺れているに近い。編み物はついつい夢中になって、あと少し、あと一段だけ、と言ってい…